今回は荷揚げ屋さんあるあるです。建設業界は現場によって状況が色々と異なります。
状況に合わせ安全で効率の良い揚重方法を選びます。
荷揚げ屋さんなら誰でもやったことがある荷揚げ方法を4つご紹介します。
手揚げ
これぞ荷揚げ屋さん!という感じの搬入方法ですね。基本中の基本です。
小型の現場で揚重設備(レッカー・ロングスパンELV等)がない時には手揚げが基本ですね。会社によっては「担ぎ」とか「手持ち」とか色々言い方はあるようです。
非荷揚げ職人の方と一番差がつくのがこれですね。何といっても人力です。パワーとスピードが求められます。
うちの会社にもこれがすごーく上手い(強い)方がいるんです。もう人間業じゃないなと感心します。
レッカー上げ
よくマンションやビル建設中の現場で目にするアレです。高層物件では航空障害灯がピカピカしてたりしますね。
玉掛けという免許を持ったスタッフが作業する現場です。内装材の場合、ほとんどがナイロンスリングという帯(おび)で玉掛けをしてクレーンオペレーター(通称オペさん)と合図を取りながら吊り上げます。一気にビューと搬入できますので大型現場では必須ですね。
弊社でも玉掛け免許の取得は推進しています(勿論会社負担で)
フォークリフト搬入
玉掛けと同じくよく見る荷揚げ風景ですね。フォークリフトは大きなショッピングセンターの現場など横に広い建物の現場で大活躍します。
これも勿論免許制です。無免許では運転できません。また現場によってはロングスパンエレベーターへの積込をフォークリフトで出来る現場もあります。
フォークリフトの運転の上手い方はまさに神業っていうくらい上手いです。ディプロにも免許所有者多数在籍しています。
台車搬入
こちらもよくありますね。台車です。結構な割合で現場にあります。こちらも横に広い現場では大活躍です。
ただ現場によっては走れる場所が限られてきますので注意が必要です。台車使用不可の場所で使用してしまうと床を傷つけたりする原因になりますので使用前に確認が必要です。
また傾斜のある場所(スロープ等)での使用は危険ですので行わないように注意しましょう!
いかがでしたでしょうか。代表的な搬入方法をいくつかピックアップしてみました。
免許が必要なものもありますが真の荷揚げ屋さんを目指すのであれば会社に相談して取得する事をお勧めいたします。