荷揚げの仕事であれ、どんな仕事を始めるにも最初は「新人」の期間があります。見習い、新入りなどとも言われますが、誰でも通る大切な期間です。

業務の上達や理解、業界の風習や癖などを学んだり、先輩や同僚との人間関係を構築したりと色々と忙しい時期です。

色々あれもこれもとやる事や覚える事が多いのですが、まずあなた自身が人間として魅力的でなければなりません。魅力的であれば教育係の先輩たちに可愛がられます。可愛がってもらえる後輩になるのもひとつの能力です。可愛がってもらえる後輩は、先輩からの助言も受け易く成長スピードも速くなります。

そこでテクニカルな事はさておき、今回は可愛がってもらえる後輩になる秘訣をご紹介します。

 

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1 仕事の対して前向きな姿勢を見せる

教育係の先輩からみれば、仕事に前向きで吸収しようとする姿勢がある新人には仕事のコツをアドバイスしたくなります。「この石膏ボードは何階分ですか?」「次はトラックを誘導してくれば良いですか?」など積極的な姿勢が先輩の教育心を刺激します。

反対に「こいつ覚える気あるのかな?」「同じこと何度も聞くわりにはメモも取らずに・・・」となってしまっては教え甲斐もありません。吸収しようとする前向きな姿勢をどんどん見せましょう。
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2 楽天的である

意外かもしれませんが、楽天的であることは重要です。新人のうちは注意されたりする事もあります。これ当然です。ただそんな愛情ある指摘に対して、ふてくされたりムスっとしていたりでは教育係の先輩からも「あいつはふてくされるから言いにくいんだよな・・・」となり大事なアドバイスも逃がすことになります。

注意されたり叱られても、そこで挫けず食らいついて行くためには、心の奥底に楽天的な気持ちがなければできないでしょう。自分に対して根本的な自信がある人は、どこかに楽天的な要素がある人だとも言えます。

 

 

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3 最低限の礼儀や言葉遣いが身についている

「おはようございます」「宜しくお願いします」「失礼します」「すみませんでした」「ありがとうございます」こんな当たり前の言葉がすぐに出るようでなければなりません。休憩時の談話中まで過度にキチっとする必要はありませんが、ビジネスタイムには最低限の言葉遣いが出来るのは当然ですね。

 

 

 

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4 憎めないヤツになる

失敗しても「あいつは憎めないヤツだ」と思わせる事も必要です。出来の悪い子ほど可愛いなんて言葉もありますが、仕事のなので出来が悪いと困りますが失敗しても許してもらえる人柄も重要です。

憎めないヤツの共通点は色々複合的な要素が絡んできますが、笑顔が多いのが特徴のように感じます。笑う時にしっかり笑える人は見ていても気持ちが良いものです。常にヘラヘラしていては仕事になりませんが笑顔のある人になりましょう。

 

荷揚げ屋さんの新人は最初、「材料が持てない」「段取りが理解できない」「専門用語がちんぷんかんぷん」「体力が続かない」などなど試練の連続ですが、まず先輩に可愛がられれば周りのバックアップで必ず一人前の荷揚げ屋さんになれます。可愛がられる後輩になって成長スピードを上げていきましょう!